創業からの歩みを振り返り、私たちのサービスをご紹介します。
1989/03/03
平成元年、西新宿にて誕生。
設立から数年は、商業施設のデザインや施工図面の製図を請け負っていました。パースをはじめとするプレゼンツールの制作はあくまでその一環。これがパース制作会社の中でも特に店舗・商業施設に精通する現在の弊社の礎となっています。
弊社の転換ポイントとも言える「パース1枚¥30,000」と明記した広告を作成。これによりデザイン業務からプレゼンツール制作が中心になっていきます。定価をうたうことでお客様の発注ストレスを少しでも減らしたいと考えた1つの結論でした。
3万円という金額は業界内でも挑戦的な数字。それに見合うスピードを追及し、スチレンボードにPMパッドを貼り付けて描く手法や絵の具を乾かす時間を短縮するため着彩にエアブラシを使うという工夫を生み出しました。
CGソフトの導入により新商品「3D Draw」が誕生しました。今とは違い、小さな什器1つもレンダリングには膨大な時間がかかり、Photoshopのようなグラフィックソフトの導入以前は添景やサインは手で描き複合コピー機で手作業で合成していました。
「手描きに比べて服も作業場も汚れなくて便利になったな~」というのが当時の率直な感想だったようです。
初めての3DCGアニメーションを納品。この頃のアニメーションと言ったらビデオテープとデッキ、テレビモニタを打合せ現場に持ち込んで…と、今と比べかなり大がかりなものでした。
今でこそ一般化してきた「VR」という言葉ですが、"CGの中を自由に歩き回りたい"、 "クライアントの前でCG空間を自由に動かせたら"この願望はCGの登場期とともにありました。その第一弾としてゲーム会社と協力した商品「デジタル模型」が誕生しました。
※現在は販売いたしておりません
CGの登場でデザインをより写真に近い表現で再現できるようになっただけでなく、デジタルという新たな絵筆が加わったことで多彩な商品構成が可能になりました。
その1つ「3d Gouache」はCGでは作り込まず、ファーストイメージを大切にレタッチで絵画風に仕上げる今でも人気の表現手法です。
「ドロープラス」はCGモデルの上から手描きのダイナミックな線を重ねたり、手描きパースを背景に部分的にCGを合成したりと、手描きとデジタルの持ち味を生かした商品です。
2005/10/01
他社との協業によりweb上で動作するVRコンテンツを発売
※現在は販売いたしておりません
この頃から広告等で弊社制作物の露出が増えるとともに著作権・肖像権への意識が高まってきました。人物添景にもより注意が必要になり、社内に簡易撮影スタジオを設置してオリジナル人物添景素材集を制作しました。
それまであくまでもスケール感や賑やかしの役割でしかなかった添景に注目し、弊社の制作物が単なるプレゼンツールではなく1ビジュアル要素として用途が広がってきたことを実感する出来事となりました。
基本操作からモデリングのコツ、パースをよりよく見せるライティングやアングルの出し方など、パース屋ならではのCGテクニックを1日で習得して頂くというプログラムで3DCGソフトの初心者向け講座を開講しました。
※2015年末をもって終了しました
QTVR技術を使いズーム動作や視点変更をよりスムーズにクオリティを保ったまま行えるようになりました。
※現在は販売いたしておりません
2012/03
弊社のストックビジュアルを販売するwebサイトaruyo-Visual Contents Bank-を開設。写真ではなくCGイラストという強みを生かしたカスタマイズサービスが特長です。
CGパースにエフェクトや動きのある添景を加えたお手軽な動画コンテンツ「motion +」が登場しました。
ゲームエンジンUnityの登場でいよいよVR商品の販売が本格スタートしました。
従来のキャラクターデザインに3Dプリンタ出力に対応したデータの制作も加わりました
「ブライダル産業フェア」への出展を機に、婚礼施設のバンケット(宴会場)をバーチャル体験できるVRサンプル「バンケットシミュレーション」を制作しました
~現在
動画を手軽に再生できるデバイスや通信環境が整い、動画視聴自体が身近なものになりました。ムービーやリアルタイムレンダリングコンテンツをPRすべく「Move or Not?そのビジュアル動かないの?」キャンペーンを始めました。
撮影した実写動画にCGを合成するMotion Montage発売。
弊社オリジナルARアプリ「AR architecture」ができました。マーカーとなる画像を読み込むとCGモデルが画面上に現れるバーチャル模型アプリです。
空間をよりダイナミックに体験できるHTC Viveを導入しました